朝ドラ・おちょやんで鶴亀撮影所の守屋(もりや)を演じる渋谷天外(しぶや・てんがい)さんについて、おちょやんとの関係や撮影秘話を中心に詳しく紹介しますねー!
一平のモデルの実の息子
守屋を演じる渋谷天外さん。
渋谷天外さんは、この「おちょやん」という作品には深い御縁があります。
渋谷天外さんは、1992年に、三代目渋谷天外を襲名されました。
二代目渋谷天外は、この渋谷天外さんのお父さんに当たるのですが、なんと二代目の渋谷天外さんは、千代のモデル・浪花千栄子(なにわ・ちえこ)さんの元夫なのです。
二代目渋谷天外さんと浪花千栄子さんが「松竹新喜劇」を旗揚げされたのだとか。
渋谷天外さんのお母さんは、お父さんの二人目の妻・九重京子ですので、浪花千栄子さんがお母さんなわけではありません。
つまり成田凌さんが演じている二代目天海天海(一平)が、二代目渋谷天外ということですね。
渋谷天外さんは、成田凌さんに「親父、そんなにかっこよかったっけ?」と絡んだりしたそうです。
実際、お父さんはよくモテたのだそうですが、自分の父親役を成田凌さんのようなキラキラのイケメンが演じるなんて、不思議な感覚でしょうね。(笑)
また、昔はお父さんの書いた台本が舞台初日の朝に完成して、3時間後に開演ということが普通だったのだそうです。
当時の役者さんたちの腕は、相当なものですよね。
おちょやん・守屋ってどんな人?
そんな渋谷天外さんが演じる守屋は、「鶴亀撮影所」が経営する京都の撮影所の守衛です。
長年、撮影所に勤めているので、たくさんの俳優や、活動写真(映画)関係者たちと接してきました。
守屋は新人の女優として奮闘し始めた千代を気にかけていて、温かく見守っています。
渋谷天外は、そんな守屋について「少し変わった人」だと言います。
演出家の方から、「素性がわからない人」と説明を受けたのだそうで、「何でもあり」と思いながら演じておられるのだそうです。(笑)
千代と初対面はアドリブ!
渋谷天外さんがお気に入りのシーンは、千代がはじめて、「鶴亀撮影所」に来るシーンだと言っています。
ここのシーンは、なんとほとんどアドリブだったというのです!
渋谷天外さんたちの喜劇の世界では、アドリブのことを「にわか」と言うのだそうですが、杉咲花さんの明るさと対応力にはびっくりされたようです。
杉咲花さんと一緒に「にわか」をやりあって、とても良いシーンが作れたと、渋谷天外さんは言います。
まとめ
渋谷天外さんは、脚本や演出で作り込む笑いよりも、その場で役者が作る笑いが好きだとお話されています。
お父さんの兄貴分だった役者さん(曾我廼家十吾)から、「セリフは一度覚えた後で、忘れなければならない。」と教えられたことがあるという渋谷天外さん。
今、渋谷天外さんは、その意味を噛み締めておられるのだそうですよ。
役者が演じるからこそ生まれる笑いを大切にしておられる渋谷天外さん。
視聴者にも、この躍動感のある生きた笑いを楽しんでもらえたら…と語っています。
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