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知らないとヤバい【2021年】も注目!ニ刀流芸人(漫才&コント)をまとめてみた!

お笑い界の盛り上がりとネタ番組の増加で、需要が高まる若手芸人たち。

ここ1〜2年、30歳以下を中心とする若手の「第7世代芸人」がポジションを確立してきました。

「第7世代」の人気を皮切りに、お笑いシーン全体が活気付いており、2021年もこの傾向は続くことが予想されます。

そこで、存在感がさらに増しそうなのが、 漫才とコントの両方をやる二刀流の芸人たち。

代表例としては、サンドウィッチマンやかまいたちなどが挙げられますが、直近でお手本となるのは、昨年「キングオブコント」で優勝したジャルジャルだと言われています。

本来はコントを得意とするジャルジャルですが、漫才の「M 1グランプリ」でも、「キングオブコント』と同じ回数となる4回、決勝に進出しているため、 「漫才コンビ」との印象を持つ人も少なくないでしょう。

賞レースでいいところまで勝ち進められれば、実力の証明ができるだけでなく、認知度アップに直結し、芸人としてワンランク上にいくことができます。

選択岐が2つに増えることは、チャンスが広がるという意味でも有利ですね。

今回は、今注目の二刀流の芸人を紹介いたします。

ニューヨーク

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引用:www.instagram.com

二刀流の観点でいくと、現在トップの位置にいるのはニューヨークでしょう。

昨年の『キングオブコント』で準優勝し、「M1』に2年連続でファイナリストに残りました。

数年前から「ブレイク間近」と言われてきましたが、9月の『キングオブコント』後に本格ブレイクしたと言えます。

ネタ番組だけでなく、『ネプリーグ』(フジ系)や『アメトーーク!』(テレ朝系)などのバラエティ番組に多数出演するようになり、人気者としての階段を上り始めました。

ニューヨーク

メンバー

<嶋佐和也>

  • 1986年生まれ(34歳)、 山梨県出身

<屋敷裕政>

  • 1986年生まれ(34歳)、三重県出身

トークバラエテイへの出演が急増。

もともとは毒や皮肉を含む尖ったネタを得意としていましたが、幅広い層を意識したネタを披露するようになり躍進しました。

ネタ番組以外のバラエティにも徐々に進出し、 最近は「ネプリーグ」 (フジ系) や 「ダウンタウンDX」(日テレ系)などに初出演。

YouTube公式チャンネルは登録者15万人を超えます。

 アキナ

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引用:www.instagram.com

賞レースに強いということでは、主に関西で活躍するアキナも有力株。

昨年2度目の『M1』決勝進出を果たし、過去3回『キングオブコント』のファイナリストになっています。

アキナ

メンバー

<山名文和>

  • 1980年 (40歳)、 滋賀県出身

<秋山賢太>

  • 1983年 (37歳)、 兵庫県出身。

 賞レースの常連、東京進出も近いと言われているアキナ。

独特の発想と演技力を生かしたネタ作りで漫才、コントともに高い評価を受けています。

関西では冠番組「アキナのほめらレストラン」 (テレビ大阪)を含めレギュラーを複数抱えています。

盟友の和牛、 アインシュタインに続き、東京進出まで秒読み段階との声も。

マヂカルラブリー

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引用:twitter.com

マヂカルラブリーは、2017年の『M1』、2018年の『キングオブコント』で決勝を経験しており、さらに野田クリスタルは、昨年の『R1ぐらんぷり』で優勝しているというトリプルファイナリストです。

そして先の『M'1』、で見事王者となり、今年最も活躍が期待されるコンビとして急浮上しました。

マヂカルラブリー

メンバー

<野田クリスタル>

  • 1986年 (34歳)、 神奈川県

<村上>

  • 1984年(36歳)、 愛知県出身。

 漫才では野田クリスタルさんが大きな動きで奇天烈なボケを繰り出す一方で、 コントでは異世界を舞台にした不思議な設定のネタを得意とします。

また、野田クリスタルさんは、 ゲーム開発でも手腕を発揮しておられます。

2020年には「M1」で優勝、 この勢いで「キングオブコント」も狙っています。

 滝音、ニッポンの社長、ロングコートダディ

ニューフェイスで注目されているのは、昨年「キングオブコント」 ファイナストになり「M1」でも準決勝まで進んだ滝音、ニッポンの社長、ロングコートダディの3組です。

滝音は「アメトーーク!」(テレ朝) 、ニッポンのの社長は 「有吉ゼミ」(日テレ系)など、 それぞれテレビ出演を増やしています。

ロングコートダディは、霜降り明星やハナコらもいた17年の「新しい波24」のメンバーであり、まだまだ伸びしろがありそうです。

滝音

メンバー

<さすけ>

  • 1990年(30歳)、 大分県出身

<秋定遼太郎>

  • 1987年(33歳)、兵庫県出身

 意外な展開と構成力が魅力の滝音。

昨年の「キングオブコント」で初めて決勝に進出しました。

ラーメン屋を舞台にしたコントと見せかけて、 意外な展開に持っていく構成力と、 さすけの甲高いツッコミでインパクトを残しました。

活動の拠点は大阪のよしもと漫才劇場であり、「M1」 準決勝進出など、漫才でも実力を発揮しています。

昨年は「アメトーーク」(テレ朝系)や「有吉の壁」 (日テレ系)に出演しました。

 ニッポンの社長

メンバー

<辻>

  • 1986年 (34歳)、 京都府出身

<ケツ>

  • 1990年(30歳)、 奈良県出身

 ケンタウロスの恋のコントが高評価を受けるニッポンの社長。

昨年の「キングオブコント」で初めて決勝に進出しました。

ケンタウロスの男子学生が、 とある女性に一目惚
れしたところから思わぬ展開を見せるというネタで、 5位につけました。

「M1」では準決勝まで進出しているほか、昨年の「ytv愛才新人賞」 で準優勝を果たすなど、漫才にも定評があります。

大阪が活動の拠点ですが「有吉の壁」(日テレ系) などへの出演もあり、徐々に全国区に。

 ロングコートダディ

メンバー

<堂前 透>

  • 1990年 (30歳)、 福井県出身 

<兎>

  • 1988年(32歳)、 岡山県出身

  「有吉の壁」など、 テレビ出演が増加中のロングコートダディ。

昨年は「キングオブコント』で初のファイナリスト入
りを果たしました。

要領が悪いばかりに上半身がムキムキになった「井上さん」と、 新人アルバイトの2人が、 作業用段ボールをめぐってやりとりを繰り広げるネタを披露しました。

「M1」でも昨年は準決勝に進出しました。

おいでやすこが

変化球では、ピン芸と漫才の二刀流という例も。

おいでやすこがは、ピン芸人のおいでやす小田さんとこがけんさんが、19年の「M1」に出場するために組んだユニットです。

2人とも「R1」の決勝に出場したことがあり、昨年は、2年目にして「M1」でもファイナリストになりました。

こがけんさんの得意な歌と、小田さんのパワフルなツッコミで会場を沸かせ、準優勝という結果を残しました。

メンバー

<おいでやす小田>

  • 1978年 (42歳)、 京都府出身

<こがけん>

  • 1979年(41歳)、 福岡県出身。

 ピン芸人同士の浸才ユニット。

それぞれピン芸人として 「R1」で活躍してきた実力派であり、漫才とコントのどちらでも魅力を発揮してきました。

YouTubeでラジオやコントを配信中です。

すゑひろがりず

メンバー

<南篠庄助>

  • 1982年生まれ(38歳)、大阪府出身

<三島連矢>

  • 1982年生まれ(38歳)、大阪府出身

伝統芸能ネタをマルチに展開するすゑひろがりず。

着物姿で狂言風の言い回しをするネタを引っさげ、19年の「M1」 で旋風を巻き起こしました。

現代のテーマを伝統芸能のように演じることで、漫才のみならず、ヒットソングの替え歌やショートコントなどあらゆるタイプのネタに対応。

古語をふんだんに取り入れたYouTubeチャンネルも人気で、昨年は「あつまれ どうぶつの森」のゲーム実況動画で新しいファン層をつかみました。

 まとめ

今、芸人にとって追い風となっているのは、ウリであるネタを発表できる場が、ここ1年でテレビ界に増えてきたことだと言われいます。

昨年4月から、各局が「コア層」と呼ばれる、主に13歳から49歳の若い視聴者層を重視するようになり、急激に風向きが変わりました。

年配層を含む「世帯視聴率」では、高い数字が取れなかったお笑い番組の需要が見直され、 TBSの『ザ·ベストワン」(TBS系)、日テレの「NETAFESTIVALJARAN) (日テレ系)など、続々とネタ特番が登場しています。

フジテレビでは「千鳥のクセがスゴいネタGP」をいち早くレギュラー化しており、この動きはまだ加速しそうです。

また、テレビ朝日では1組が漫才とコントの両方を披露する、「お笑い二刀流」という特番が生まれています。

狂言を取り入れたネタが代名詞のすゑひろがりずは、漫才だけでなく、コントにも積極的に取り組んでおり、中川家、ジャルジャルらと肩を並べ、過去2回の放送の両方に出演し、対応力の高さを見せました。

二刀流でできるということは、芸人としてのスキルの高さも示します。

漫才ではしゃべりのうまさ、コントでは演技力が光るため、ジャンルを問わず、コンテンツ制作側からの注目度は高いと言われています。

少し前までは、トーク番組や情報番組でうまく立ち回れないと、テレビでは活躍の場がなかったと言われていますが、今であれば、「芸」で勝負できる場所が複数あります。

ネタで実力を磨いてきたコンビには、大きなチャンスの
年となりそうですね。